スライサーソフトChiTuBoxで作成できるサポート形状
- お役立ち情報
弊社のレンタル3DプリンタではスライサーソフトとしてChiTuBoxを使用します。
出力する造形物の形状によっては、支える形状(サポート)が必要になります。
この形状は、3D-CAD等で事前に作成しなくても取り付けることが出来ます。
弊社の事前講習で基本的な操作方法は説明させて頂きましたが、実習では説明しきれていない詳細な設定について記載させて頂きました。
※弊社の事前講習を受けて頂けた方で、このページ内の内容で分からない部分などがありましたら弊社までご連絡をお願い致します。詳細なご説明をさせて頂きます。
ChiTuBoxのサポート設定は4つのタブに分かれております。
上部(Top)で設定できる項目一覧
①設置形状(Contact Shape)
造形データとの接触部分の形状が変わります。
②設置の直径(Contact diameter)
設置形状で「球」と設定した場合に直径サイズが変わります。
③設置深さ(Contact Depth)
先端部と造形物との接触量が変わります。
④接続図形(Connection Shape)
造形物接触部から垂直柱までの形状が変わります。
⑤上径(Upper Diameter)
造形物接触部の大きさが変わります。
⑥下の直径(Lower Diameter)
垂直柱接触部の大きさが変わります。
⑦接続の長さ(Connection Length)
垂直柱接触部までの距離が変わります。
中部(Middle)で設定できる項目一覧
①形状(Shape)
垂直柱の形状が変わります。
②直径(Diameter)
垂直柱の直径が変わります。
③角度
造形物接触部から垂直柱形状までの最大角度が変わります。
④小さな柱の形
造形物間に作られる形状の先端形状が変わります。
⑤直径
造形物間に作られる形状の直径が変わります。
⑥上の深さ
造形物間に作られる形状と造形物との重なり量が変わります。(上側)
⑦下の深さ
造形物間に作られる形状と造形物との重なり量が変わります。(下側)
下部(Bottom)で設定できる項目一覧
①床面のタッチ形状(Platform Touch shape)
造形テーブルとの接地形状が変わります。
②タッチ直径(Touch Diameter)
接地形状の大きさが変わります。
③厚さ(Thickness)
接地形状の高さが変わります。
ラフト(Raft)で設定できる項目一覧
①ラフト形状(Raft Shape)
底板の形状の選択と削除が出来ます。
②ラフト面積率(Raft Area Ratio)
底板の広さが変わります。
③ラフト厚(Raft Thickness)
底板の厚みが変わります。
④ラフト高さ(Raft Height)
フランジの高さが変わります。
⑤ラフト傾斜角(Raft Slope)
フランジの角度が変わります。